外出先で自転車のカギが取れなくなる怖さ

よく自転車でお出かけする方にはきっと分かってもらえると思うのですが、外出先で「カギ」が外れなくなる恐ろしさを僕は先日経験しました。

時期は9月でとても過ごしやすい気候のころ、僕は高校の友人と多摩川のサイクリングロードを走ろうと約束したのです。この約束をした友だちは、実は僕がかねてから気が合った子でしたので、実はこれに合わせ、アルバイトして少し高めのロードバイクを購入していたのです。
そして当日、その子と待ち合わせをして神奈川方面に僕たちは二人で走り始めました。9月の風は心地よく、僕らのテンションも上々。「きっと楽しい、思い出に残る日になる」と思いながら、多摩川沿いを、南に向かって進んでいきました。

そして、悲劇はお昼時に起こったのです。昼食を摂ろうと川沿いから少し離れてファーストフードに入った際、何と僕のロードバイクのカギが取れなくなってしまいました。
どんなにカギを回しても、少し叩いてみても全く反応なし。ただ時間だけが過ぎていきます。結局その時は、その友人が気を使って「私が買ってくるから、ここで自転車の番してて？」と言ってくれましたが、僕は非常に情けない気持ちになってしまいました。

結局、そのカギについては初期不良ということで交換になりましたが、もうあんな思いはごめんだと思う僕なのでした。